ひとりでもたくましく

ひとりで楽しめる日々を!

わたしをもうひとつ

他人の気がわかってしまう。

どんな風に今思ったのか、

あの人は何が気に入らなかったのか、

この人はあの人を好きなんだなとか、

わたしのことをどう思っているのかとか。

 

もちろん、霊も見えないし透視もできない。

わたしの勘違い、勝手な思い込みかもしれない。

でもわかる。

 

人の数だけその気はあって、

自分に集中しないとその配信をエンドレスに

ラジオの様に聞き続けることになる。

いい音も悲しい音も不快な音も聞こえて来る。

 

わたしの配信も流れてしまっているのか

突然ですが不安になった。

ホントはやさしい所もあるんだけど、

ホントは不安で弱音を吐きたいんだけど。

いや、流れてない。

妨害電波を出している。

わたしの配信は聞こえてない。はず。

聞こえてないことを祈りたい。

 

毎朝見かける小学生の登下校。

グループで歩く少女達の中にひとり、

少し離れてうつむきながら後ろを歩く女の子。

前を歩く少女達は笑い声を上げて楽しそう。

わたしは毎朝その子を抱きしめたい気持ちに

駆られている。 

 

もうひとりわたしがいたらいいのにな。

誰よりも自分のことを分かっているわたしが。

何に傷つき何が悦びで何を求めているのか。

わたしが側にいてくれたらどんなに心強いだろう。

寂しさも悲しさも全て糧にして

歩いて行ける気がする。

 

毎朝見るあの子にも、

もうひとりあの子が居たらいいのにな。

わたしからのわたしがついてるよ!の配信、

届いていて欲しい。